保護者会

三女の高校の、初めての保護者会。
8割くらいの参加者。
検温のあと、最初から教室の我が子の席で全体会の映像生配信を観る。
休憩後、担任のお話し。
偶然私と同い年の大阪出身。
古いマンガのギャグに笑えました。


そして、事前に聞いておいた、娘の友達のお母さんとの交流。
自宅が離島なので、娘さんは寮住まい。
お母さんもセスナで参加。
初対面でも話しやすく、何かあったらいつでも連絡をとラインID交換したら、嬉しくて鳥肌が立ちましたと。


駅構内のお店で買ったシュークリームをお土産に
帰宅後娘とおしゃべり。
友達のお母さんと仲良くしてもらえると、子どもって嬉しいんですね。
「お母さんありがとう。お母さん大好き。」いただきました。


雨の中、参加してほんとうに良かったと思えた1日でした。


絵手紙の先生

長女が小学2年生、次女が年長の5月、途上国勤務から引き続き地方へ転勤になった我が家。
帰国してホッとしたものの、初めての地で何もわからず、方言も難しく。
そんな中、ご近所の方々が色々助けて下さって、暮らし始めることが出来ました。
今から20年前のことです。


それ以来、離れても今もなお、仲良くさせていただいている方がいます。
その方は、家具を一式貸してくださいました。
新婚当時の家具が倉庫に眠っているからと、
座卓だけで暮らしている我が家を不憫に思われたそうです。


絵が好きで、絵本が好きな保育士のその方は、
今は老人グループホームで夜勤に携わっているのですが、
認知機能が低下しているお年寄りにも絵本を読んでいるそうで、
特に食べ物の絵本を読むと、ご飯を食べたことを思い出してくれるそうです。


読み聞かせに向くユニークな絵本をたくさん教えてくれました。
常にバッグに数冊絵本を忍ばせて、読んだ本の記録をまとめた物もいただきました。
イラスト付きで子どもたちの反応も記録。


そんな彼女が保育の仕事をしないのは、人間関係に疲れたから。
自分のやりたい保育が出来ない。
上の人と合わない。
そんなまっすぐな彼女が私は大好き。強いなぁと思います。
私は自分を曲げて周りに合わせてしまいます。
どこまで我慢できるか続けてしまうタイプ。
娘に見られているというのもあるけれど、彼女だってお子さんがいる。
そのままの母親を見せられる強さ。


芸術家は内からあふれ出る情熱を作品にしますよね。
描きたいから描く。
「排泄に似ているからしかたない」と言った画家の奥さんの言葉は、生活を共にした家族の苦労を物語っていると思いました。


絵が好きなその友人は、次々作品を送ってくれます。
決まって定形外です。
おそらく郵便屋さんは驚かれただろう、よくぞ無事に届いてくれました!という作品も多々あります。
そして、私はこの方の作品が、心底好きなのです。元気をもらえるのです。
郵便受けに見つけると、たいてい笑みがこぼれます。
これまでの作品は大事に全部保管してあります。
家族もその方をよく知っているので、届いたらリビングの展示コーナーにしばらく飾ります。
そのペースは月に一回だったり、毎週だったり。
とにかく自由です。
切手も絵にまつわる物を選んで貼ってくれています。年代物もあります。
切手については、気付いてくれたのが嬉しい!と言われました。
私も切手が好きなので、必ず見ています。


絵手紙を習い始めたときいて、画風が変わらなければいいなぁと思いました。
でも、大丈夫。
絵手紙の先生は、そのはみ出したパワーを押し込めず尊重してくれたそうで、
彼女は今、絵手紙を教えることもあるそうです。


今日、帰宅した夫が嬉しそうに
「ほら、また届いたよ~。」
ハガキを縦に2倍くらい伸ばした紙に、山頂でヨガのポーズをとる自画像。
ミヤマキリシマを見に登ったそうです。

保育士は虫好き?

保育士として働くと、週案、月案を立て、毎日計画に沿って活動を指導します。
それは知らなかったこと。
うちの園は行事(保護者に公開)はほぼありませんが、毎日何かしら目的をもって過ごしています。


保育士試験の勉強をしていても、そこは身に付きません。
補助として現場を見ながら覚えるしかない現実。
すぐに役立つこういうことを学びたいです。
きっと学校ではこういうことも課題として練習できたのでしょう。


今日は0歳児クラスで、紫陽花のスタンピング制作のお手伝いをしました。
ほぼ、保育者が押すのですが、これをおうちに飾ってもらえるかもしれないと思うと、美しく仕上げたくなります。
このこともノートに残しておこう。


そして今日は、いつになく先生の人数が多くて、
夕方ゆとりが出来たので、誕生日カードも量産しました。
とても優しくて指示が的確な先生が、捗らなくて困っていらして。
子どもを見ながら出来る人が分担することになりました。


2歳児とエビカニダンスも初めて踊って、
パプリカも歌って
こんな日があってもいいねって話しました。


普段は出来ない雑談も。。。少し。
子どもが持ってきた虫を触れるか問題。
私は虫は平気だけど、もしそれが鳥だったら絶対触れません。
意外だったのは、20歳男子保育士が、虫を大きめの葉っぱで受け取っているというカミングアウト。
子どもは虫が大好きで、獲物を捕まえたみたいに見せに来ます。
その時、手のひらを見せようものなら、載せてきます。。。
ダンゴムシの真っ白い化石状態をもらったり
テントウムシの排泄物もしかたありません。
子ども時代の「科学と学習」の付録は「科学」の方が好きだった。
科学の成績はひどかったけれど。。。
透明なケースに土を入れて蟻の巣の観察をしたり、
カブトムシを飼ってスイカをあげたりしておいて良かった。

神田神保町 古書店街

三女が部活で使うシンセサイザーを早く買わなくてはいけないということで、緊急事態宣言中ではあるけれど、夫の運転でお茶の水へ。


学生時代、車で公文書配達のアルバイトをした経験上、夫は都心の道路に詳しい。
ボランティアで皇居ガイドをしているので、好きな道を選びながら車を走らせ、付近の説明もしてくれてとても楽しい。


皇居周辺には、イギリス大使館、迎賓館、 皇居を囲む門など、三女も喜んで風景に見入っていた。


車を停めて、ニコライ堂を眺めつつ、路地裏まで街路樹が美しい学生街の街並みを歩く。


日差しは強いけれど、日陰を選べば爽やかな風も感じる。


先ずはお目当ての楽器店を二軒見て、丁寧な説明を受けてさっさと選んだ。
今回は自分でためてきたお年玉貯金で払わせることに。
彼女にとってこれまでで最高額の買物は、妥協せず思い切った選び方をしていた。
10年は使うでしょ。
そうだね、例の法則、長く使う実用品は妥協しない!だね。
親は横で見ていてちょっと驚いた。


娘の買物のついでに、私のお目当ては、古本街。
ブック〇〇が出来ても無くならないでほしいこの街並み。
大好きな児童書専門の古本屋さんは独特の雰囲気が漂っていて、隠れ家みたい。
もし、椅子があれば半日楽しめそう。
将来、孫が出来たらプレゼントしたい本をまとめ買い。
今からコツコツ買いためています。
おばあちゃん、絵本読んで!
って言ってもらえる日のために。


夫はランチしたがったんだけど、このご時世なので却下。
さっさと帰宅して、インスタントラーメンを作りました。


東京都とは言え、西の端に暮らしているので、たまに都心に出るとワクワクします。
そして、疲れます(;´∀`)


夫のガイド付き都心ドライブ、いつまで楽しめるでしょう。
実は埼玉出身なんですけどね。

風が怖い男の子

穏やかなほのぼの君は、そこにいるだけで癒し。
4時にまたまた明日~♬と歌った後も2時間以上残る子どもたちもいる。
さあ、このあとの2時間、どうしようか、と、先生の疲れもチラリと見える。
そんな時、ほのぼの君が大活躍。
そばにいるだけで疲れを吸い取ってくれる。
その効果を思わず言葉にしてしまう先生もいる。
ひいきとかじゃない、誉め言葉ということにしておこう。


うちの園はビルの一階に入っていて、園庭は持たないが、
ビルの敷地内に細い円を描くタイルとアスファルト敷きのテラスがあり、
次々来るお迎えを待つので夕方は公園には行かずテラス遊びが定番。
ぐるぐるとランニングしたり
植え込みの土をほじくったり
ダンゴムシを捕まえたり
子どもってこんなすき間スペースでも楽しそうに遊ぶ。


ビル風は日によってかなり強く吹く。
室外機も風を吹き付けてくる。
そして、ほのぼの君は風が苦手。
夕方のテラス遊びは風が怖くて泣く。


昨日も風が強かったけれど
テラス遊び2度目の私は、ほのぼの君のそんな苦手を知らず。
手をつないで一緒に小走りしていたら
「あれ?ほのぼの君、泣いてない???」
と言われ、私も(・・?)
これまでは髪の毛がなびくくらいの風でも怖くてずっと泣いてたんだときいて
こちらが驚いた。


実は、名前を憶えてほしくて
走りながらこっそり私の名前を繰り返していた。
残念ながら私の名前は年齢と同じく古風で、子どもには呼び辛い。
ついに根負けして、最初の一文字だけ言ってくれるようになったほのぼの君。
風のことも忘れるくらい、しつこく聞かされていたのかも。
名前刷り込み作戦については、秘密にしておいた。
先生たちは不思議がっていたけど、まあ、良かったねってことで。


そういえば一時期、山登りにはまって。
きつくて嫌になってきたら、家族で数字遊びをした。
歩いている順番に、三つ飛ばしで数字を言う。
間違えたら最後尾へ。
次は四つ飛ばし。。。
気付いたら登りきっていた。
ほのぼの君の風克服に似ている。


ちなみに室内に戻り、もう一度自分を指さし、
これだあれ?ってきいたら
ぽか~ん?としていた。


また、しつこく教えるからね。
テラス散歩しようね!


写真はモロヘイヤの花、初めて見ました。