介護、が始まったようです

大好きな八ヶ岳の南麓で17年。
気ままにひとり暮らししていた父。


主治医に挨拶ということで相談し
認知症と診断されました。


その後、急に休めない私に代わって
事務職の妹が平日休みを取って介護申請をしてきてくれました。


役所に紹介された宅配のお弁当もスタート。
見守りもしてくれるのでありがたいです。


あとは生協の配達。
なんと、月に12万円以上も頼んでいたのです。
現状を相談してみたら
父はカタログを見て注文用のマークシートに書くのが楽しみなので
その習慣は続けてもらって
でも、今後届くのは私がネット注文した物のみ。
こんなシステムにしてくれました。
お年寄りが頼みすぎる同様のケース、他でもあるようです。


冷凍餃子の大きな袋が複数届き
冷凍庫がいっぱいで冷蔵や常温で放置されていたり
料理しないのに野菜が届いては腐り
アイスクリームが冷蔵に!ってこともありました。
もったいない、申し訳ないと思いつつ
時間をかけて仕分けして片付けて。
認知症の診断を受けるまでは諦めていました。


先日は妹が泣きながら臭いに耐えて片付けてくれたそうで
お姉ちゃんはいつもこれをしてくれてたんだね、と言ってくれました。


夫もこの作業をしてくれていました。感謝しています。
父から骨を拾ってほしいと言われたそうです。
私より頻繁に会いに行ってくれてたから。
書類の山を片付けていたら、父がメモ用紙に夫の名前を繰り返し書いてありました。
忘れたくなかったんでしょう。また泣けました。
この人と結婚して良かったと、これまでで一番思えた出来事でした。


私は介護職の経験はありませんが
認知症の父とのやり取りは二歳児に似たところがあります。
子どもに戻るって、こういう事なんですね。
小芝居でコロッと方向転換出来て
揉めずにスムーズに事が運ぶところが同じです。


やってみたくて始めた保育士。
今思えば精神的にも鍛えられて
この仕事を経験していなければそのまま老いを迎えていました。
世に言うキツイ仕事ではありますが、転職して良かったと心から思えます。
あ~続けたいなぁ。。。減らしても続けていたい。
父と孫も見守りたいし、来年度どうしよう。


遠距離介護、働きながらの介護
イチから本で学んでいます。
皆さんのブログも大変勉強になっています。
ありがとうございます。



消えゆく記憶と追いかけっこで進めていかなくては。
がんばれ自分!
ペースを乱さず、小さな楽しみも忘れないように。


携帯電話がもうすぐ三年、機種変してきました。
アンドロイドですが一番良いものにしました。
私にしては思い切った買物、小さな楽しみです。


これでもうすぐ生まれてくる初孫を撮りたい。
おじいちゃん、もうすぐひ孫に会えるよ。