温泉と漢方薬


父の山の家の庭は、草木が茂り、猫が居て
緑を抜けて冷やされた風に深呼吸。
特に夏は極楽です。


高校生の三女は
泊りで出かけることが難しくなり
かといって、ひとりで置いていくことも出来ず
夫と私が別々に訪れています。
「いいなぁ~、おじいちゃん大好き!って伝えてね」
と、毎回伝言を預かります。


妹家族もたまに行ってくれるので
TIME TREEカレンダーアプリで
お互いの訪問日を調整しています。


父の家には小さなノートを一冊置いてあり
訪問日と名前、父の様子
変わったことなどをメモしています。


たとえば家のメンテナンスなども
このノートに覚書きしてあります。


これまで私は、金曜の勤務を終えたあと
バタバタと高速を飛ばしていましたが
今回初めて土曜日の早朝出かけました。
週末必ず渋滞する道なので4時起きです。


約2時間のドライブ。
合鍵で開けて入ろうとしたら
なんと、ドアチェーンが。。。(;゚Д゚)


まだ寝ていたら入れない。。。
と、外でウロウロしていたら
浴室の窓から物音が
父はいつもの朝シャワーを終えたところでした。
セーフ(;´∀`)


合鍵を持っていても
もしもの時にドアチェーンがかかっていたら
入ることが出来ないということですね。
お年寄りのひとり暮らし。
何か良い知恵をまた探します。


スーパー、薬局でいつもの買い出しを終えて
地元の美味しい夏野菜など食べながら
寅さん📺など観ながらあれこれおしゃべり


孫からの電話報告を思い出してはニンマリ
を繰り返す父。
もうすぐ、ひ孫の顔を見られる
あの世でお婆ちゃんに報告できる!
と、生き生きしていました。


翌日の日曜日
遅めの朝ごはんを食べたら帰ります。
午後は渋滞するんです。


家の前の小道を曲がるまで手を振ってくれる
ポンポコ狸のような父にバイバイ✋してから
いつもの日帰り温泉にサッと浸かります。


露天風呂の写真はホテルのHPから


朝一で着いたら
常連さんが温泉セットのカゴを手に並んでいました。
皆さん回数券でサッサと入場。
横目で見ながら私は発券機へ。


お昼過ぎには帰宅。
午後は家事と休息。
で、また月曜日からお仕事。


たまに会う人には心配されます。
この歳で慣れない仕事、慣れない職場。
大丈夫?って。


少し慣れてきたところにこの暑さで
ちょっとバテ気味。
6月の酷暑の疲れはまだ抜けきらず
倒れこむように寝てしまう日もあり
夏の暑さに負けないよう
漢方薬の力も借りています。
夏用に変えてくれた初めてのお薬は

だるさにつながる浮腫みを取る防己黄耆湯。
初めて飲むので詳しく調べてみたら
3世紀からあるお薬らしい。ビックリ。
関節痛にも効くとか。
クラクラしないように鉄剤も少し。


毎回、身体のちょっとした不調を
気長に聞き出してくれて
まさに私専用に処方してくれる
漢方医に出会えたことに感謝です。