延長雇用完全退職おつかれさま

夫が65歳になり
延長雇用も今月終わりを迎えます。


これまでの長い道のり、色々ありました。


南西アジア、東アフリカ、九州の転勤に同行。
子どもたちは転校する度に泣きました。
おかげで長女と次女は
職場でもメンタルが強いと言われるそうで
なんとか乗り越えてきたら
良かったこともあるんですね。
(転校したことがない三女はたしかに弱い💦)


出向先では日付が変わってからの帰宅が続き
辞めたいと言われた時期もあります。
暗い顔して出かける姿に
この人、電車に飛び込むかも
と、心配しながら送り出した朝も。


子どもたちを連れて転々と
暮らしを整えてきた努力って。。。
と本音をぶつけた記憶があります。


あのとき
辞めていいよ
と優しく言った方が良かったのかな。


この人は辞めても落ち込み続けるのでは。。。
先の見通しも立たず
小さな子どもたちを連れて
私のキャリアは絶たれたまま
この先どうやって暮らすのか
不安しかなくて。


組織に現状を訴えてからでも遅くない
と思いつき、そのようにしてもらったら
そのポストは見直されたようでその後無くなり
あっさり本部に戻り解決しました。


その後管理職にはなりましたが
当然、さほど出世はせず
無事65歳まで勤めさせていただきました。


いつものシフォンで


退職祝いは長女が招待してくれて。
お婿さんが途中、お昼寝に部屋へ戻った時
娘三人と私たち夫婦だけ残り
いつ以来でしょう
五人でテーブルを囲むひと時があり
ワイワイ暮らしていた思い出が蘇り
胸がいっぱいになりました。


あの頃はとにかく必死で生活していて
自分のことは二の次でした。


あの頃に戻りたいとは思わないけれど
もう戻れないと思うと
キラキラ輝いて思い出されます。